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ベナンのクチュリエ(仕立て屋)事情~その2 
気付けば、3月も終わり。
ベナンにいると、四季の移り変わりがないため、暦に対する感覚が薄くなってしまう傾向があります。

さて、今日はこないだの続き。
ベナンのクチュリエ事情。

先日の記事で、ベナンにはクチュリエが溢れかえっていて、
需要と供給のバランスがとれていないという話をしました。

そのため、なかなかクチュリエは儲からないと書きました。
でも、なかには、儲かっているクチュリエもいます。
どんなクチュリエか?
例えばこんな感じです。
見習いがたくさん働くクチュリエ
写真に、同じポロシャツを着た子達が数人写っていますよね。
彼ら達、みんなアプロンティサージュと呼ばれる、見習いさん達です。

ここは、私の知り合いのクチュリエがやっているところですが、
確か、7人の見習いを抱えているそうです。

そう、見習いがたくさんいるクチュリエは、儲かってるんです。

なぜか?

パトロン(クチュリエの主人)は、見習いに対して、基本的に給料は払いません。
でも、見習い達は、教わりながら一生懸命仕事をします。

そう!

パトロンからすると、自分が直接働かなくても、見習いたちがどんどん仕事をしていってくれるんです。
見習い達の仕事ですから、その仕事の質が高いとはいえません。
だから、格安で仕事を引き受けます。
お金のないベナン人たちは、こうやって安く仕立ててくれるクチュリエに、
どんどん仕事を依頼するわけです。

そのため、見習いが多いクチュリエほど、儲かっているという、不思議なカラクリが存在しているんです。

もちろん、仕事の質をわかって、見習いがいないクチュリエに仕事を頼むベナン人もいますが、
それは、ほんのわずか。


もっというと、仕事ができるようになってきた見習いたちは、
パトロンに内緒で、お客さんから直接仕事をもらいます。
(もちろん、さらに格安の値段で)

すると、見習いたちも、こっそりと儲かっていくんです。

安ければ安いほど仕事がまわる!という、まさに、ベナンを象徴するビジネスモデル。(笑)


ちなみに、こうやって、経験を積んでいく見習いたちですが、
資格をとったあと、なかなか、クチュリエの仕事で食べていくのが難しいのが現状です。

こっそり、パトロンのお客さんの仕事をとっていた見習いの場合だと、
見習いのままの方が、稼げていたりするそうです。

なんとも、悲しい現状。

私が今一緒に仕事をしているクチュリエたちは、
見習いさんを雇っていない人達です。
とてもいい仕事をするのですが、儲からなくて、サイドビジネスをせざるを得ないのが現状。

ちょっとでも、多くの仕事を彼ら達としたい!
と思ってやみません。
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